2024年3月
東北文教大学では、本学食堂で朝食を学生に無料で提供する「朝ごはんを食べよう。」を2回にわたって開催。炊き立てのご飯と具沢山のお味噌汁、ふりかけや卵、納豆などが100食限定で振る舞われました。初の試みながら大盛況となった本イベント。企画や運営に携わった教員と学生に、当日の様子や手ごたえなどについて聞きました。
学生たちの一日を朝食で元気に!
今後は地域を巻き込んだ展開も
今回のイベントは、各学科から選出された学長補佐の教員が中心となって企画。米や野菜は、教職員が農家の実家などから調達し、味噌汁に入れた豆腐や油揚げは山形市の城南食品さんが訳あり商品を破格で提供してくださったもの。食品ロス削減に貢献しつつ、山形の食材を味わってもらうことにこだわりました。集客できるか心配でしたが、初回から100人以上の学生が集まってくれたことには驚きました。5升分炊いたお米も大鍋8杯分のお味噌汁もきれいになくなり、中にはごはんを5杯もおかわりした男子学生も。学生間・教職員間の交流が自然に生まれ、朝食の需要を再確認する貴重な機会となりました。
\4名の教員で企画・運営。料理上手な教職員も助っ人に!/
即興で作った白菜の漬物も大好評!
「おいしい」の声にこちらも笑顔に
クッキング部とローターアクト部から、学生スタッフとして調理に参加。自分が作った料理をこんなにたくさんの人に目の前で食べてもらうのは初めての経験でした。「おいしい!」「おかわりしてもいいですか?」と言ってもらえて、とても嬉しかったですね。早起きして頑張った甲斐があったと感じました。普段は朝食を抜くことや、食べたとしても栄養バランスが不十分なことがあります。でも今回の朝ごはんは栄養満点。すごくおいしくて振る舞う側の私たちもおかわりしてしまいました(笑)。次回は焼き鮭をのせた本格的なお茶漬けを出したり、洋食のメニューを取り入れたりしても面白そうです。
\ あったかい朝ごはんに、おなかも心も大満足! /